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「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を更新しました

 このたび、2022年1月~12月の間に発行された、宮沢賢治関連の資料の網羅的収集・整理が完了し、新たなデータ318件を、「宮沢賢治ビブリオグラフィー」に追加しました。

 今回追加したデータの分類内訳は、下記のとおりです。

  • 【作品集】 6件
  • 【作品翻訳】 2件
  • 【論集・特集】 22件
  • 【研究・評論】 132件
  • 【書評】 7件
  • 【座談・対談・インタビュー】 9件
  • 【エッセイ・その他】 111件
  •  過去目録の補遺 29件

 これで、当サイトの「宮沢賢治ビブリオグラフィー」収録データ総数は、15,285件となりました。

 どうかこの最新のデータベースを、宮沢賢治に関する調査・研究にお役立て下さい。

宮沢賢治ビブリオグラフィーへ

宮沢賢治ビブリオグラフィーとは

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、1990年以降に発行された、宮沢賢治作品の書籍や作品集、研究・評論、エッセイ、書評、対談・インタビュー、新聞記事、その他の文書を網羅的に調査し、「題名」「著編者名」「書名・誌名」「発行年月」「対象としている賢治の作品名」「キーワード」等を登録したデータベース「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を、毎年作成・更新しています。

 当センターが年1回発行する機関誌『宮沢賢治研究 Annual』には、その年に集計された資料の最新目録に加え、各資料の内容要旨を、掲載しています。
 また、宮沢賢治の作品名および事項(キーワード)から参照できる、過去の全ビブリオグラフィーデータの索引も、掲載しています。

お願い

 宮沢賢治ビブリオグラフィーに登録されていない図書、研究、評論、その他の掲載誌紙について、ご寄贈、または入手方法などのご教示を、お願いいたします。

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、会員の皆様に広くご利用いただけるよう、資料の充実に努めています。

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沢村澄子さんが、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されました

 芸術分野における優れた業績を顕彰する文化庁の芸術選奨において、このたび盛岡市の書家・沢村澄子さんが、文部科学大臣賞を受賞されました。

 文化庁の発表した「選考経過」によれば、今回の沢村さんの受賞は、宮沢賢治イーハトーブ館において2022年7月から10月まで開催された、「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」における「言葉と対峙する真摯な姿勢」が、高く評価されたものです。

 同庁による「贈賞理由一覧」には、沢村さんの業績について、次のように記されています。

 沢村澄子氏は、書の流派に所属することなく、個展を中心として自己の表現を提示し続けている書家である。その作品は、自分にとって切実な言葉をいかに書くかという、言葉と書のせめぎあいの場に成立している。造形性と運動性を交差させ言葉を書きつける表現は、この現代という時代に共鳴しあうステージに到達している。室内空間を出て、展示フィールドを屋外へと広げるなど、その表現の更なる拡張を続けている。切実な思いを吐露する作品群は、後進へも大きな影響を与えることと思う。

 一方、沢村澄子さんご自身は、今回の受賞へのコメントの中で、次のように述べておられます。

「ワレラ ヒカリノ ミチヲフム」と宮沢賢治は言いました(「花巻農学校精神歌」抄)。疫病、戦争といった暗いニュースが続く中でも、そのヒカリを見失うことなく、いよいよたくさんの皆さんにその大事が届けられるような書作を心して参ります。

2023.2.27 沢村澄子

 沢村澄子さんは、2019年宮沢賢治賞奨励賞も受賞しておられます。
 そしてまた2022年に、貴重なお仕事の舞台としてご一緒させていただいた私ども宮沢賢治イーハトーブ館としても、このたびの沢村澄子さんの受賞を心からお祝い申し上げるとともに、今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

 なお、沢村澄子さんの今回の受賞対象となった「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」の図録は、宮沢賢治イーハトーブ館の売店において、1部1,500円で販売しております。
 全50ページの充実した内容で、屋内で展示されている全作品のほか、壮大な野外インスタレーションも、迫力満点の写真で収録されています。
 図録所収の、宮沢賢治学会イーハトーブセンター前代表理事・岡村民夫による論考「ライフ・オブ・ラインズ 沢村澄子と宮沢賢治」は、宮沢賢治自身の「書」、またその作品中に現れる「文字」の魅力を紹介しつつ、沢村澄子さんの「現象的書」との多彩な共鳴を、解き明かしています。

 この機会にぜひお求め下さい。

 以下に、図録の表紙とそのページのごく一部を、ご紹介いたします。

企画展「宮沢賢治─沢村澄子 現象的書展」図録・一部紹介

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「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を更新しました

 このたび、2021年1月~12月の間に発行された、宮沢賢治関連の資料の網羅的収集・整理が完了し、新たなデータ301件を、「宮沢賢治ビブリオグラフィー」に追加しました。

 今回追加したデータの分類内訳は、下記のとおりです。

  • 【作品集】 7件
  • 【論集・特集】 19件
  • 【研究・評論】 94件
  • 【学位論文】 2件
  • 【国語教育】 7件
  • 【書評】 7件
  • 【座談・対談・インタビュー】 5件
  • 【エッセイ・その他】 110件
  •  過去目録の補遺 50件

 これで、当サイトの「宮沢賢治ビブリオグラフィー」収録データ総数は、14,967件となりました。

 どうかこの最新のデータベースを、宮沢賢治に関する調査・研究にお役立て下さい。

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宮沢賢治ビブリオグラフィーとは

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、1990年以降に発行された、宮沢賢治作品の書籍や作品集、研究・評論、エッセイ、書評、対談・インタビュー、新聞記事、その他の文書を網羅的に調査し、「題名」「著編者名」「書名・誌名」「発行年月」「対象としている賢治の作品名」「キーワード」等を登録したデータベース「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を、毎年作成・更新しています。

 当センターが年1回発行する機関誌『宮沢賢治研究 Annual』には、その年に集計された資料の最新目録に加え、各資料の内容要旨を、掲載しています。
 また、宮沢賢治の作品名および事項(キーワード)から参照できる、過去の全ビブリオグラフィーデータの索引も、掲載しています。

お願い

 宮沢賢治ビブリオグラフィーに登録されていない図書、研究、評論、その他の掲載誌紙について、ご寄贈、または入手方法などのご教示を、お願いいたします。

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、会員の皆様に広くご利用いただけるよう、資料の充実に努めています。

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【会員向け】特別会計へのご寄付のご報告

宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員の皆様へ

 平素は、当宮沢賢治学会イーハトーブセンターの運営にご理解、ご協力をいただき、感謝申し上げます。
 また過日には、会員の皆様へ宮沢賢治学会イーハトーブセンター特別会計(注)へのご寄付をお願いしましたところ、多くの会員の皆様からたくさんのご厚情、ご支援を賜りました。誠に感謝申し上げます。

(注)売店や喫茶の売上と、花巻市からの入館受付案内等管理業務委託料を収入とし、職員2名分の給与を支出している会計で、令和2年度においては、職員の社会保険料等を猶予していただいています。

 ご寄付について、11月末時点の状況を下記のとおりご報告いたします。

 〇 ご寄付の総額 3,401,480円
 〇 ご寄付をいただいた皆様 450人

 おかげさまで、令和2年度10月分までの社会保険料の猶予分と、延滞金が発生する令和3年1月分から3月分までを、支払うことができました。心より感謝申し上げます。

 ご寄付の残高は、1,126,596円となっておりますが、残り令和2年度11月分と賞与分を合わせた12月分の支払いに対応しなければなりません。ウィズコロナ時代に向けて経営体制の見直しが必要かもしれませんが、急な改革は難しいのが実情です。少しずつ改善できることがあれば、努力してまいりたいと考えております。

 「特別会計」の収入は、繰り返しになりますが、花巻市の入館受付案内等管理業務委託料と、売店・喫茶の売上となります。現在、市の入館受付案内等管理業務委託料については通常どおり支払われていますし、拡充された国・県・市の支援金等に関しても、今まで以上に情報収集しながら前向きに運営してまいりたいと考えております。
 今後とも、会員の皆様の特段のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 なお、重ね重ねのお願いになりますが、皆様のご事情に沿って、あくまでも任意で「ご寄付」をお願いできる方におかれましては、払込票を送付いたしますので、事務局までお問合せ下さい。

 令和3年12月27日

宮沢賢治学会イーハトーブセンター
代表理事 岡村 民夫

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「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を更新しました

 このたび、2020年1月~12月の間に発行された、宮沢賢治関連の資料の網羅的収集・整理が完了し、新たなデータ309件を、「宮沢賢治ビブリオグラフィー」に追加しました。

 今回追加したデータの分類内訳は、下記のとおりです。

  • 【作品集】 7件
  • 【論集・特集】 16件
  • 【研究・評論】 110件
  • 【学位論文】 1件
  • 【国語教育】 8件
  • 【書評】 7件
  • 【座談・対談・インタビュー】 4件
  • 【エッセイ・その他】 94件
  •  過去目録の補遺 62件

 これで、当サイトの「宮沢賢治ビブリオグラフィー」収録データ総数は、14,666件となりました。

 どうかこの最新のデータベースを、宮沢賢治に関する調査・研究にお役立て下さい。

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宮沢賢治ビブリオグラフィーとは

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、1990年以降に発行された、宮沢賢治作品の書籍や作品集、研究・評論、エッセイ、書評、対談・インタビュー、新聞記事、その他の文書を網羅的に調査し、「題名」「著編者名」「書名・誌名」「発行年月」「対象としている賢治の作品名」「キーワード」等を登録したデータベース「宮沢賢治ビブリオグラフィー」を、毎年作成・更新しています。

 当センターが年1回発行する機関誌『宮沢賢治研究 Annual』には、その年に集計された資料の最新目録に加え、各資料の内容要旨を、掲載しています。
 また、宮沢賢治の作品名および事項(キーワード)から参照できる、過去の全ビブリオグラフィーデータの索引も、掲載しています。

お願い

 宮沢賢治ビブリオグラフィーに登録されていない図書、研究、評論、その他の掲載誌紙について、ご寄贈、または入手方法などのご教示を、お願いいたします。

 宮沢賢治学会イーハトーブセンターでは、会員の皆様に広くご利用いただけるよう、資料の充実に努めています。

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9月25日(土)より、宮沢賢治イーハトーブ館を再開します

 新型コロナウイルスに関する「岩手県緊急事態宣言」が9月16日に解除されたことを受けて、8月14日から休館しておりました宮沢賢治イーハトーブ館は、9月25日(土)より開館いたします。
 感染対策には十分ご注意の上、またぜひ当館にお越し下さい。お待ち申し上げています。

 なお、引き続き感染予防のため、ご利用に当たっては下記の条件をお守りいただくよう、お願いいたします。

利用条件
  • 発熱や風邪の症状がある方の入場不可
  • マスクの着用、手指消毒を実施
  • 検温を行い37.5度以上の発熱者は入場制限
  • 入館者(代表)は住所・氏名・連絡先・入館人数を記入
  • 混雑状況によっては、入場人数を制限し、順路により距離を開けた観覧をお願いする場合があります

注)今後の感染状況により、変更することがあります。

(参考)9月25日から「レベル3」として開館する花巻市の施設

博物館、総合文化財センター、歴史民俗資料館、郷土文化保存伝承館、農業伝承館、宮沢賢治記念館、宮沢賢治イー ハトーブ館、花巻新渡戸記念館、高村光太郎記念館、萬鉄五郎記念美術館、早池峰と賢治の展示館、宮沢賢治童話村(ライトアップも25日以降の土日に実施)

 

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ウェブサイトをリニューアルしました

 このたび、当センターのウェブサイトを一新しました。

 新たなURLは、

https://www.kenji.gr.jp/ で、従来のURLの「http」が、「https」に変わっています。旧URLからも転送されるように設定していますが、ブックマークをしていただいている方は、新URLに更新しておいて下さい。

新サイトの特徴

 今回の新しいサイトには、次のような特徴があります。

  1. スマートフォン表示対応
    • 端末の画面幅に応じて自動的にレイアウトが変更されるレスポンシブデザインを採用することにより、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど様々な大きさの端末で、見やすい表示を実現しています。
  2. SSL認証への対応(https化)
    • 通信の暗号化により、閲覧者の個人情報が保護されます。
  3. 簡便でわかりゃすいメニュー構成
    • メインメニューは、「Home」「入会案内/会の紹介」「活動内容」「アーカイヴ」「宮沢賢治イーハトーブ館」「お問合せ」という6項目に整理し、各項目にマウスポインタを置くと、ドロップダウンでサブメニューが表示されます。
  4. 視覚に障害のある方にもやさしい表示
    • ヘッダー部分に、文字サイズや背景色の変更ボタンを搭載しました。
  5. 広報機能の充実
    • 当センターのイベントや告知事項を、トップページのスライドショーと新着情報欄に、わかりやすく表示します。新着情報の見出しは、詳しい広報記事にリンクしています。
  6. 資料集積機能の充実
新サイトこぼれ話
ヘッダーロゴについて

 各ページ上端のヘッダーにあるロゴマークの、賢治のシルエットを囲んでいるアーチ状の輪郭は、『春と修羅』初版本の、函の表面の図案から引用しています。

 ロゴマークの「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」「宮沢賢治イーハトーブ館」の文字は、花巻市桜の賢治詩碑に高村光太郎が揮毫した文字を、翻案したものです。

トップページ「ポラーノの広場」について

 トップページに掲載している、賢治晩年の作品「ポラーノの広場」の一節は、当センター『会報』創刊号の「代表理事あいさつ」において、入沢康夫初代代表理事が、その精神を托す言葉として引用したものです。
 またそれに続く文章の、《広場》《情報センター》の語も、当センター創設時の「願い」を表す言葉として、「設立趣意書」に記されているものです。

 宮沢賢治学会イーハトーブセンター創立の思いを新たにするために、ここに再び掲げました。

 

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「宮沢賢治イーハトーブ館」休館のお知らせ

 岩手県は、県内における新型コロナウイルス感染症が拡大していることに鑑み、新たな感染を強力に抑え込むため、8月12日に「岩手緊急事態宣言」を発令しました。
 花巻市では、同宣言の発令に伴い、8月14日から、市関連施設の利用制限を「レベル4」で運用することといたしました。

 これによって、花巻市の運営する「宮沢賢治イーハトーブ館」も、8月14日より休館させていただきます。

 また再開の際には、当サイトでお知らせさせていただきますので、いましばらくお待ち下さい。

【参考】新型コロナウイルス感染拡大による花巻市関連施設の利用制限ガイドライン
  • レベル1
    市内・県内の感染者は無い状況が続いた場合
    (レベル1へ移行す目安としては、市内・県内の感染者は0が続き、首都圏等で感染が少ない場合)
  • レベル2
    市内・県内の感染者は減少している場合
    (レベル2へ移行する目安としては、市内の感染者は0が続き、県内の感染者は一ケタ以下が続き、首都圏等で感染が減少している場合)
  • レベル3
    市内で感染拡大の恐れがある場合
    県内で感染拡大の恐れがある場合
    (市内において感染が若干あり、県内において感染が減少していない、または二ケタ以上の感染者がある場合)
  • レベル4
    緊急事態宣言が岩手県に発令された場合
    県内・市内で感染が拡大している場合
    市内で感染者が連続して発生している場合