展示期間: 2021年11月20日(土)~2022年1月20日(木)
時間: 8:30~17:00
会場: 宮沢賢治イーハトーブ館1階展示室
亀澤裕子押し花展Ⅱ イーハトーブの風景
当館では2006年3月1日から5月11日まで、亀澤裕子さんによる「花ふくろうと押し花作品展」を開催して好評を博しましたが、このたび亀澤さんの2回目の押し花展を、開催いたします。
今回の展示は、「もうすぐ水仙月の四日」「虔十の足音」と題した二点から始まり、宮沢賢治の世界を押し花で表現した作品50点近くがご覧いただけます。
会場の中央には、作者の亀澤裕子さんが「イーハトーブ世界の季節観」を表現したモニュメントも、飾られています。
当館が建つ胡四王山では、もう紅葉も終わり、静けさが漂いはじめていますが、草花たちの織りなす「かげとひかりのひとくさりづつ」を、どうかご鑑賞下さい。
多数の皆様のご来館を、お待ちしております。
ごあいさつ
亀澤 裕子
フラワーデザイン、押し花との出合いから30年になります。
そして、イーハトーブ館で初めて展示開催させていただいてから15年が経ちました。
この度、2回目の展示開催にあたりまして関係者の皆様には心より感謝いたします。
1枚の葉、1輪の花が様々な作品を創り出していってくれます。
植物は、芽吹いた時から枯れるまで、どの過程もそれぞれの美しさがありますが、それは押し花にすることで一層はっきりとわかります。
作品に使われている植物の多くは身近にあるものですから、どなたもきっとどこかで出会ったことのある草花が、たくさんあるかと思います。